青色LEDから赤色LEDへニキビにおける光治療の変遷
青色LEDから赤色LEDへニキビにおける光治療の変遷

ニキビにおける光治療の変遷

前項(抗生物質の役割)で詳しく解説したとおり、皮膚の中では細菌軍 VS 好中球軍の戦いが日々行われています。そしてニキビ菌による攻撃をできるだけ早く防ぐためには相手のエネルギー貯蔵庫(ポルフィリン)を見つけ出して攻撃をかけることが必要であり、その役割を果たすのが光治療だとお伝えしました。

光は色々な波長を持ち、その波長によって色々な働きがあります。750-820nmぐらいの波長は黒いものに集まるから脱毛に使われます(アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー)。そして赤いものに一番吸収される光は450-550nmの光です。450-550nmの光は青色に見える光です(青色LED)。そのため炎症を起こしているニキビには青色LED治療が行われるようになりました。

しかし、実際にところ青色LEDの効果は「まあまあ」な感じでした。何故でしょう?

理由として2つ考えられます。

1 青色LEDは確かに赤いものに吸収されるが、パワーが足りていないのでは?

2 青色LEDは皮膚表面だけに働きかけ、毛穴までは届かないのでは?

このような点を改善すべく新しくニキビ治療として注目されたのが、1の代替治療としてIPLの450-550nm波長を使った治療(クリアタッチ、PPX)、そして2の代替治療として600-650nmの赤い光(赤色LED)です。

赤色LEDは赤いものへの吸収は青色LEDに劣りますが、毛穴まで確実に届きます。「それじゃあ、赤い色素を思いっきり増やして赤色LEDを当てればいいんじゃない?」という発想から生まれた治療がPDT(フォトダイナミックセラピー)です。少しずつ光治療がわかって来たと思います。次は光治療を更に詳しくお話します。

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